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2017/05/22
下ネタと健康情報の意外な関係
三重県津市の鍼灸師、西出隆彦でございます。
私は高校生の頃、測量事務所でアルバイトをしていました。
そこの事務所の社長がかなり下ネタを連発するかたで、しかもそれが「うんこ」とか「ちんこ」とか、小学生並みなのです。
「あ~、しんど。うんこうんこ。」みたいな、唐突すぎて訳が分からないレベルで連発です。
ところが、そんな社長の奥様は清潔感があってとても美人なかた。
いったいどういうことなのか…。
これはもう、うんこちんこと連呼していたから美人と結婚できたに違いない!
そう確信し、高校生の私は自分もうんこちんこと連呼して可愛い彼女を作ろうと心に決めたのでした。
さて、あなたはこの話を読んで、どう思いましたか?
「そんなわけないやろ!」と、思いませんでしたか。
それが正常な反応です。
私もそう思います。
うんこちんこと連呼すれば、美人と結婚できる
このような突拍子もない言説。“当たり前”に、おかしいと感じたはずです。
うんこちんこと連呼する人が美人と結婚しているのは確かですが、だからといって、うんこちんこと連呼すれば美人と結婚できるわけではないのです。
因果関係どころか相関関係すらない。
うんこちんこと連呼するのとは別の魅力で女性を引き付けたと考えるのが妥当でしょう。
しかし、こと健康情報に関しては、この当たり前の反応が鈍くなってしまうかたが多いように思えてなりません。
いまいちど、身の回りにある健康情報を冷静に見直してみませんか?
もしかしたらあなたは知らず知らずのうちに、うんこちんこと連呼しているかもしれませんよ。