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2015/10/27

卵子の“おおもと”は原始卵胞?
卵胞の成長

三重県津市で不妊鍼灸に注力中の鍼灸師、西出隆彦でございます。

 

今回は原始卵胞の話題を少し。

 

 

さて、原始卵胞は文字通りの“卵子のおおもと”ではありません

 

本来の“おおもと”である原始生殖細胞がちょこっと分裂して休眠状態になったものです。

 

“卵子”という料理の材料を下ごしらえして冷蔵庫に保管してあるようなものなのですね。

 

 

原始生殖細胞が現れるのは、受精してから3週間(!)の時期。

 

そしてちょこっと分裂して休眠状態に入る作業も、妊娠16週以降~生後6カ月の間に行われます。

 

だから生まれた時に備わっている以上には増えようが無いというわけ。

 

 

不妊と鍼灸治療に関して…

 

 

AMHが原始卵胞から分泌されるという誤認

 

→鍼灸治療後にAMHの値が上昇したという話

 

鍼灸治療によって原始卵胞が増えるという誤った解釈

 

→徒に不妊鍼灸の期間を長引かせて患者様に不利益を与える可能性

 

 

という物語を想起させる出来事に触れる機会があったので書いてみました。

 

鍼灸や整体で原始卵胞が増えるといった記述をしている治療院には気を付けてくださいね。

 

不妊鍼灸には現代医学的な知識も必須なのです。