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2016/03/31

鍼灸による自律神経症状の治療経過
自律神経失調症の治療経過(モデル)

津市で自律神経症状の鍼灸治療に注力中のじねん堂です。

 

 

さて、継続治療を勧めるためによく用いられる模式図。

 

いつ見ても、「こんなに都合よくはいかないよなぁ…。」と、思います。

 

 

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治療をするたびに症状が改善されていくことは確かに理想ではありますが、こと自律神経症状に関しては、もっとアップダウンの激しいものになることが多いです。

 

時々調子が悪くなることもありながら、長い目で見ると楽になっているとか、調子の落ち込みが少なくなってくるとか。

 

大抵はそのような経過をたどります。

 

 

例えば症状を強くする大きな要因に精神的なストレスがあったとして、それを避けることができない環境に身を置いていたとしたら…。

 

もともとそういったストレスを拾いやすい資質だから自律神経失調症を発症したわけですから、いつもよりも強いストレスに晒されたら症状が強く出たとしても不思議ではないと思いませんか?

 

そういった中でも、前述のように、自律神経症状の出方が思ったほどきつくなかったり、出たけど何とかやり過ごせたり…。

 

心身は少しづつ変化しているはずですから、通院中に少し調子を崩しても、見切りをつけずに通っていただきたく存じます。