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2015/07/06

起立性調節障害(OD)と鍼灸治療
三重県津市で調節障害(OD)の鍼治療ならじねん堂

中学にも高校にも「朝礼」というシステムが無かった鍼灸師、西出隆彦です。

 

 

さて、皆さんは座っていたところから急に立ち上がろうとして、めまいや立ちくらみを起こした経験はありませんか?

 

あるいは、長い時間立っているうちに気分が悪くなってきて、汗をかいてきたり立っていられなくなったり、時には気を失ったり。

 

 

これらは一般的に脳貧血と呼ばれる症状です。

 

血圧が低下して脳に血液が回りにくくなることで引き起こされると言われています。(脳貧血といえば、血流を制限した状態で行われる“あの”トレーニングでも引き起こされることがありますね)

 

健康な人でもたまにありますが、これが頻回かつ強い症状で繰り返されると日常生活に支障が出てしまいます。

 

 

そしていわゆる思春期に、めまいや立ちくらみを主とした一連の症状を呈する状態を、起立性調節障害(以下OD)と呼びます

 

 

めまいや立ちくらみのほかには、頭痛・動悸・息切れ・食欲不振・腹痛・倦怠感・睡眠障害など、さまざまな症状が現れます。過換気症候群・全般性不安障害など、別に病名がつく場合もあります。

 

ODは急激に身体が発育する思春期において、その発育の急激さゆえに自律神経の働きがアンバランスになった状態だと考えられています。

 

自律神経の交感神経が働くべき時に働いてくれないことが、ODの種々の症状を引き起こすと考えられています。

 

したがって、“自律神経の働き”とくれば鍼灸の出番ではあるのですが、もしODについて治療内容を問い合わせた際に「鍼灸で自律神経を調整します。交感神経を下げて、副交感神経を上げるんです!」という答えが返ってきたら、その治療院には掛らない方が良いかもしれません。

 

 

なお、ODの場合、じねん堂においては治療期間が長期に及ぶことの多い印象です。良くなったり元に戻ったりをくり返しつつ、少しずつ改善していきましょう。