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2015/04/25

自律神経失調症状への治療に関して、独自性をどこに求めるかという話

津市久居の鍼灸師、西出隆彦でございます。

 

前回のエントリーでは、自律神経の症状に対する弊院の治療内容について、

 

 

一から十まで自分で開発した訳ではない

 

 

けれども、

 

 

この知識・技術の組み合わせ方には、自律神経失調症状でお悩みの方の心身の状態を改善し、元の生活に戻って頂くための、「現時点で私が考え得る最良のノウハウ」が詰め込まれています

 

 

と、紹介しました。

 

 

実はこれらは、独自性をアピールしている他の治療院にしても大抵は同じ。

 

既存の方法を組み合わせて際構築したものがほとんどとご理解いただいて差支えないと思われます。

 

 

「なんや、えらそうなこと掲げといて、結局どこもオリジナルとちゃうんかいな。」と感じた方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

しかし、“再構築”という作業が非常に骨の折れるものであることも、ご理解頂きたいところです。

 

我々鍼灸師の原典と言われる「黄帝内経」が編纂されたのが紀元前100年ごろ。

 

カイロプラクティックやオステオパシーが考案されたのが19世紀後半。

 

現在までにいったいどれほどの治療家が活動していたことでしょう。想像もできないような人数です。

 

つまり、「現在の我々が思いつくような手技・手法は、とっくに過去の誰かが試している」ということ。

 

それらのうち、ある程度の効果を認められて残ってきたものを、現代の我々セラピストが学校なり研修会なりで学んでいるのです。

 

 

とはいえ、それら現代まで生き延びてきた手技・手法にも、それぞれ長所や短所があることは否定できません。

 

それは技術体系として、誰が行ってもある程度同じ効果を得られるように整理されてきたからだと思われます。創始者だけができた…というような手法では、後世に伝えていくことができませんから。

 

逆に申せば、セラピスト個人の技術レベルや思想、治療対象、さらには相性などに合わせて技術体系を再構築し、研究することで、セラピスト個人が治療対象とする者に対して最も効果を発揮できる “独特なやり方” を作り出せるという事になります。

 

じねん堂が注力しているのは自律神経失調症状に対する鍼灸です。そして、ただ症状を和らげるだけでなく、日常生活・仕事・余暇活動を行うだけの体力を戻す(リハビリテーションする)ことを目的としています。

 

この目的を果たすために既存の手技・手法を再構築、研究したものが、現在提供されている治療なのです。