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2019/12/02
皮膚のトラブルに “鍼” という選択
蕁麻疹(じんましん)、アトピー性皮膚炎など、乾燥して寒冷な季節になると増えてくる肌のトラブル。
眠れないほどの痒みを訴える方もいらっしゃいます。
さて、蕁麻疹(じんましん)やアトピーなどに対して、鍼は古くから用いられてきました。
特に刺絡(しらく)と呼ばれる特殊な手法は、このような皮膚のトラブルへ強力に働きかける手段として、鍼灸師の間で知られています。
刺絡は、皮膚を三稜鍼(さんりょうしん)など専用の鍼を用いて刺鍼するもので、小量の出血を伴います。出血が伴う点を外科手術等の医行為と混同されるかたもいらっしゃいますが、古来から行われ、法的にも認められた鍼の手法のひとつです。
じねん堂では、この刺絡鍼法と、症状に応じた特定のツボに対する鍼刺激、そして東洋医学的な意味での全身の調整…気の調整を行う経絡治療とを適宜組み合わせ、蕁麻疹やアトピー性皮膚炎などの肌のトラブルに対応しています。