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うつでも自律神経失調症でも、自分を追い込む人にありがちな思考とちょっとした対処法

2018/09/14
自律神経失調症

「うつと自律神経失調症って何が違うの?」

 

このような質問を受けることがあります。

 

じねん堂では、「心身への負担が、心の症状として出るのが“うつ”、身体の症状として出るのが“自律神経失調症”です」と、説明しています。

 

それと同時に、「負担を引き寄せる考え方の癖は同じですけどね。」とも付け加えています。

 

 

考え方の癖とは、

 

自分だけしかできない、自分しかいない、自分がいなければ、自分、自分…

 

こういった、自分を追い込む思考のこと。

 

 

さらにこの思考に囚われながらも治療院に掛ることのできた方たちのうち何割かは、「この考え方は間違っている。自分の代わりはいくらでもいるという考え方に切り替えねばならない」と、考えているのです。

白黒つけないことには治まらないのですね。それもまた、頑固な癖です。

 

“自分の代わりはいくらでもいる” と “自分しかいない”

 

このふたつは一見相反しているようで、実は並行して存在するものなのです。

今は “自分しかいない” かも知れませんけれど、実際は今も “自分の代わりはいくらでもいる” のです。見つけていないだけで。

 

「じゃあ、今すぐ見つけなきゃ!」ですか?

 

いやいや、どうしてあなたが見つけなければならないのでしょう。

見つかるのを待たなければならないのでしょう。

 

たとえば会社で業務上“それ”を出来る人が1人(あなた)しかいなくて、今その1人がいなくなったら業務が止まるとか、引継ぎをするまでは云々といったこともありがちな話ですし、無理をしてでも働くというのは責任感があって立派なことだと思います。


しかし、代わりを用意できないのは経営者が無能なためですし、体調を崩したら休暇を取るのはあたりまえではないですか。

 

 

「自分という人間は1人しかいない」

 

 

正味な話、心身のことを考えれば“切り替え”るのはその部分です。

 

いや、置き換えるの方がしっくりきますね。

 

 

自分の代わりはいくらでもいるけど、自分という人間は1人しかいないのです。

 

 

仕事なんて、生活はかかっていても命まではかかっていないもの。

 

心身に変調をきたすほど苦しんでまで取り組むものではありません。

冷静に考えれば当たり前のことなのですけれど、切羽詰まってくると見失なってしまうのか。もともとそういう考えが無いのか。

 

だいたい “代わりがいない“ だなんて、自分で評価したのなら、そこそこ傲慢だと思いますよ。

 

あなたは真面目で、勤勉で、責任感が強くとも、傲慢ではないですよね?

 

もしかしたら会社の上司や同僚は、「面倒くさい仕事をすすんで請け負ってくれる便利な人」程度にしか思っていないかもしれません。

例えそうでなかったとしても、苦しい思いをして壊れていくような環境に居場所を作って…。

それが何のためになるというのでしょう。

虚しいことです。

 

「なんぼでも代わりのおる嫌なことは捨てて、1人しかおらん自分の養生をしたらエエのに…」と、私なんかは考えてしまいます。

 

壊れるか成し遂げるかの微妙なラインを楽しめるのなら、それはそれで格好エエですけれどね。

 

私には無理です。